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カーネギーキッズ [その他記事]

カーネギーキッズは本来アウトリーチのブログに入れて良いかわからないのだけれど、音活などで培ってきたノウハウがそのまま生きるに違いない分野だし、実際みた感触も、良くある親子向けコンサートというよりもアウトリーチの延長線上にある企画であることは間違いないので、紹介する。メモがきちんととれていないので、かなり話しが落ちていたりするけれども一応雰囲気はわかると思う。
サントリーの小ホールで会場を横長に使い、中央に絨毯を敷いて子どものエリアとし、その周りを大人が座る椅子席にするというセッティング。(写真がないのですみません)


7月30日 14:00-15:00 サントリーホール ブルーローズ
サントリーホール・カーネギーキッズ

おはなし:吉岡愛理
ピアノ:マイケル・ミズラーイ
ピアノ:グレゴリー・デターク
ヴァイオリン:ジョアンナ・カゾロウスカ
チェロ:クレア・ブライアント
クラリネット:キャロル・マクガナル
バンドネオン:リディア・カミンスカ

スタッフ:注意事項など

入場
吉岡(Y) こんにちは(こんにちは)この演奏会の名前は・・・?(カーネギー・・・うにゃうにゃ)そう、アメリカのニューヨークにある世界で一番有名なホールカーネギーホールから来ました。今日は皆さん楽しかったり良かったりしたらどうする?(手をたたく)奏、拍手をします。それから演奏しているときはどうする(静かに聞く・・・)そう、よーく聞いてください。できる人は?(はーい)
ではまず1曲。

M1 ピアソラ:天使の死(全員で)
Y)すごかったね。私はお話をする吉岡愛理と言います。今日のリーダーはピアノのマイケル・・・・<順々に紹介する、短く弾く>
マイケル、今の曲はどんな人が作ったの?
マイケル(M) アルゼンチンのピアソラという人が作った
Y)作ると言っても絵を描く人もいる、物語を作る人もいる、街を作る人もいる、それから音楽を作る人もいる<それぞれ絵を見せる>。音楽を作る人を作曲活言うけれども,彼らはどんなひらめきで作っているのでしょう?
M)奏、普通に生活をしている中で、身の回りのこととかを音楽にしてしまう
Y)それでは、今日はみんなと一緒にまずは散歩にでかけましょう。朝の公演・・・目を閉じると・・・鳥の鳴き声が聞こえる<鳥の声の楽器をならす>。<鳥の絵>
フランスのメシアンという作曲家は,鳥が好きで鳥の鳴き声をたくさん書き集めて、それで音楽を作った.ではみんなは曲を聴きながら「鳥の声が聞こえるぞ」と思ったら手をひらひらさせてみよう。
M2 メシアン
Y)では、次に皆さんは朝の公演から動物園に移動します。サンサーンスという作曲家は動物園が大好き。でいろいろな動物の様子を曲にした。たとえば・・・
ぞう <チェロが弾く>  <絵>
水族館の魚たち<ピアノ×2><絵>
ろば<ヴァイオリン><絵>
そして、湖を泳ぐ白鳥。これから演奏する。みんなは白鳥の音を感じたらこうやって水の上を踊ってください。それから、ピアノの水のさざ波の音を感じたら手を動かしてみて,白鳥になったり水になったりしながら自由に手を動かしてみてください。

M3 白鳥   <演奏しない人は一緒に動く>
Y)きれいだったね。チェロの白鳥とピアノの水面がわかったかな。マイケル、他にも水の動きを表した音楽はある?
M) あるよ。そう、動物でないものが水の上・・・、何かな?(ふね)
Y)ドビュッシーの小舟にてという曲を2人のピアノで演奏する。マイケルが低い音で波を作り、グレゴリーは高い方の音で舟を表す。では一緒に出発しよう

M4 ドビュッシー:小舟にて(連弾)

Y)作曲家は身の回りのいろいろなことから音楽を作っていたけれど、気持ちから音楽を作ることもある。
たとえば、プールで泳げるようになってうれしい・・・というときの顔をしてみて・・・
今度はおもちゃを無くしてしまったときやいやなことがあったときの顔・・・
昔、ドイツにシューマンという人がいた。彼は、幸せになったり悲しくなったりしたときに音楽を作った。次の曲ではクラリネットが人間のいろいろな気持ちを表す。
楽しいときは・・・・<吹く>
悲しいときは・・・<吹く>
こんな感じ、みんなはクラリネットの指のうごきを真似ながらクラリネットの気持ちになって聞いてみよう
M5 幻想小曲集から 第3曲「急速に、燃えるように」
Y)2つの気持ちの違いがわかった?
次はビゼー。彼は子どもたちが遊んでいる様子を音楽にした。はじめはメリーゴーランドが回っている
M6-1 回転木馬  <絵>
次はもっと別の回るもの、こま,早い
M6-2 こま<絵>
次は馬がぱかぱか弾んでいるような踊りの曲
M6-3 舞踏会 <絵>
Y)弾んで楽しかったね。最後の作曲家はバルトークというハンガリーという国の作曲家。彼は旅が大好きで、隣のルーマニアという国に行って踊りの音楽をたくさん集めた。
M7 バルトーク:ルーマニア民族舞曲(Vn)
Y)今日は佐曲かがどうやって曲を作っているかをお話しした。みんなと話しもした。公演にも行ったし動物園にも行った。ボートにも乗ったね。気持ちや毎日の出来事から曲が埋めれるのがわかりました。
最後に、
M)最初の曲の作曲家と同じピアソラの別の曲を弾きます。
Y)アルゼンチンに戻ってきた。ここはタンゴの曲がたくさんある。タンゴというのはこんなリズム。みんな立ってたたいてみよう。<バンドネオンで弾く>
手をたたいても踊っても良い、楽器を弾く真似をしても良い。ではピアソラのミケランジェロという曲
M8 ミケランジェロ
ありがとうございました

終了
終了後はロビーで握手や写真撮影など・・・


田村緑のアウトリーチの熟練と工夫 [その他記事]

田村緑の学校でのアクティビティは、品質保証を頂いているような安心感がある。子どもの心をとらえるのが本当にうまい。声が大きいわけではない。身振りが大きいわけでもないし、中川賢一のような飛道具(ピンポンとかね)があるわけでもないのだが、いつの間にか子どもの心をとらえているのである。不思議だ。今日もやや子どもの集中力が切れたかに見えていたのだが、実はしっかりと掴んでいたのが質問コーナーの活気に現れていた。
もう一つ、今日嬉しかったのは、校長先生のはじめの話が良かったこと。急だったのでちょっと油断をしていて、メモをしそびれてしまったが。

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ミュージックシェアリングの学校訪問 [その他記事]

ミュージックシェアリングはもう15年近くも訪問コンサートを行っている。

昨年12月にはベトナムに弦楽四重奏で行って、地元の音楽家も入れて6回、学校等での公演を行ってきた。今回はその報告会が先週あって、その流れで群馬県で4回のいわゆる学校公演を行った(講堂での公演)。出演者が多くてややバラエティな感じがあるのは、みどりさんの発言の中にあったように、2年間でいろいろな演奏家が訪れるプログラムの、今回は顔見せ(サンプルといっていたと思う)という意味だと思われる。
ミュージックシェアリングでは、アウトリーチということばを意図的に使っていない。与える側と与えられる側というニュアンスが良くないという判断だと思う(確かに、最近アメリカでもアウトリーチということばをあんまり聞かないような気がする。この問題はいずれ話題に)。

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桜、桜、桜が咲いた出前音楽会 [その他記事]

トリトンアーツネットワーク(TAN)が2001年に出来てからずっと続けている企画である。
桜の季節に自宅にこもりがちな老人のために、築島散歩の会がボランティアで彼らを街に連れだし、桜を見てもらった後に音楽を聴いてもらおうという会であり、その音楽の部分をTANが提供している。
2002年4月にはじめ、今までに、ヴォックスマーナ、日本音楽集団、クァルテットエクセルシオ、御喜美江、菅家奈津子と回を重ねてきた。
今年は6回目で大森潤子と竹村浄子の二人。この二人の相性の良さは以前に書いたが、今日も良い演奏会になった。

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しばらく夏休み(ボロメオの昔のメッセージ) [その他記事]

なにせ、アウトリーチというのは夏休み中にはまったくない。現象論的には理由は証明できないような気もするけれど(まじめに考えてない・・)、一度ちゃんと理由を考えよう。地域創造の音楽活性化事業では春から準備を始めるので、今まで8月下旬というのが最早のタイミングだったわけですから、これは根拠にはならないな。

今日はまたまた古いところから。
2003年5月にボストンのボローメオ・ストリング・クァルテットが来ていて、それならと、TANで会うとリーチをはじめた若い人たちを呼んで話を聞こう・・となったときのメモ。ほぼ話のままです。演奏家にとっての気の持ちようとしては、とてもいい話。TANをほめてくれているのは、まあ半分お世辞かもしれないけれど、メモにとっておいてよかった・・という話です。

2003.5.31
2002年度TANアウトリーチの総括ミーティング
ボロメーオ弦楽四重奏団のコメント

1.TANについて
・TANはコンサートの企画・制作だけでなく、アウトリーチ・プログラムのコーディネートにおいても、きちんと運営されていて、組織としての質が大変高い。
・ともすると、コンサートにしろ、アウトリーチ・プログラムにしろ、易きに流されて、コマーシャリズムに押しつぶされがちな昨今、一つ一つのアウトリーチ・プログラムを聴き手の立場に立って、注意深く取り扱っている事は称賛に値する。
・とてもうまくマネジメントされている一例として、一つ一つの演奏する場での対象者についての情報を事細かに事前に奏者に教えてくれていることがあげられる。このことは演奏家にとってはとても大事な事で、「どういう人が聴いてくれるのか、普段はどんな生活をしている人たちで、何に興味を持っているのか」など出来るだけ多くの情報を奏者に教えてくれれば、何を演奏したらよいか、また演奏する際にどんなお話をすれば興味を持ってもらえるのかが分るのだ。
・米国でもレジデンシー・プログラム(演奏する場所に住みついて、コミュニティの一員として生活しながら演奏活動も行なうもの)を行なう事が多いが、誰の為に弾くのかを事前に知る事が難しい
・TANでは事前に下見をするが、これが情報の収集と言う意味で大変、重要なことだ。たとえその場で生活している人たちと一言も話が出来なくとも、見るだけでも大事な事である。(昨年、国立がんセンターに下見に行ってニックがいるか分教室で子どもの作った歌の楽譜を手に入れて、実際にアウトリーチをするまでに弦楽四重奏用に編曲して持っていったことが、患者さんや看護婦さんに大変喜ばれた)
・当日の演奏プログラムを考える際にも、演奏と言う一種のコミュニケーションをする際には、最初に相手からの信頼を得る事が出来れば、雰囲気が柔らかくなり、良い関係を築く事が出来る
・聴き手にとって初めての奏者と相対した時に、その奏者から自分達の事を分ってくれていると思わせる、何かのつながりが予め用意されていると、なじみのないクラシック音楽でも聴き手の心の襞に分け入っていくものだ。
・保育園で演奏した際に、家族が同席したのは良かった。というのも、「これは大変重要な事だ」と子どもに分らせる上では、自分の親が同席してい真剣に聴いていれば子どもも真剣に聴こうとするからだ。
・TANがアウトリーチ・プログラムを上手く運営している事を羨ましいとすら思う。
2.米国での経験から言える事
・中学・高校生は、アウトリーチ・プログラムの対象として大変難しい。というのも、自分がクラシックを好きだと言う事を隠しているケースが多いからだ。
・学校でやる時に演奏後、最初の質問をするその内容が、その後のQ&Aの内容を規定する上で、非常に重要だ。
・ 病院において、生きる事の意味を考えているような、特別な事情を持っている人々にとって、音楽は何か意味のある事をプレゼントできるものだ。

3.TANへの示唆
①アウトリーチ・プログラムを記憶に定着させる上で、もう少し分かり易 い「配り物」があると、その翌年にまた同様なアウトリーチ・プログラムを 企画した際に、記憶が蘇る手助けとなる。
② 「配り物」を事前に手渡ししておく事も大事。ワクワク感を作っていく事に役立つ。また、これから来る人の情報を聴き手が持っておく事が期待感の醸成に寄与する。例えば、TANのHPに情報を事前に上げておいて、アウトリーチ・プログラムの聴き手がそれにアクセスするというのも一案だ。Real Player で音のサンプルを作ってあげるとか、絵を見せることも役立とう。
③ 奏者の気配りとして大事な事を二つ:
i)当日演奏する曲目に対して奏者が興味と持った理由を語る事。何故その音楽を自分が面白いと思うか、好きな曲であれば、その思いを伝えられる可能性が高いものだ。今回、第一生命ホールではバルトークの弦楽四重奏全曲を弾くが、自分が本当にバルトークを美しいと思っていなければ、つまり弾き手として納得していなければ聴き手を引き込む事は出来ない。
ii)クラシック音楽は誰にでもすぐに分ってもらえるものではない。
だからその場で自分の思いが充分に伝わらなくても、すぐに自分の考えを改めて、妥協したりせず、自分の思いを伝える為の努力を惜しまず頑固に自分を変えない事も重要だ。
④聴き手と奏者をつなげる何かを見つける事。だから事前の情報が大事なのだ。
以上


アートアプローチセミナー [その他記事]

今日は、幕張の市町村アカデミーというところで、市町村の幹部のかた(市長さんとか助役さんとか)の研修の一部として、音楽と音活の紹介のための時間がありました。レクチャーコンサートと大仰な名前が付いていますが、全部で40分、私が話す時間は10分。10分という時間は、説明とか司会ならば充分な時間だと思うのですが、音楽活性化事業を本当に短い時間で説明するわけですし、一応、なるほど!と思ってもらえる話を一つは決めないと格好が付かないので(勝手に思っているわけですけれど。それも中村紘子様のあとの時間ですし・・)、異様に緊張しました。
そのあと、研修の疲れには一番の「良い音楽」。デュオプリマ(礒、神谷)の演奏を聴いてもらいました。以下は、その進行。
地方でのアウトリーチの楽しみに、子どもから元気をもらう、とおいしいものが食べられる・・ではちょっと・・。良いのですが、もう一息の言葉の工夫が必要だよなあ。演奏家の食い道楽みたいになってしまいます(まあそうだけど)
写真取り忘れました。

デュオ・プリマ(礒絵里子、神谷未穂)
2006年7月27日 16;:30-17:00
幕張 市町村アカデミー(全国自治体の作っている研修施設)での首長、助役など幹部向けの研修会の一環として。

入場
M1 ルロイ・アンダーソン:舞踏会の美女(K,I)
I、こんにちは(みんなから声有り)、自己紹介、デュオ・プロ間の名前の由来ですが、プリマというのはスペイン語で従兄弟、という意味です。私たちは仲の良い従兄弟同士だったのでつけた。その上誕生日も一緒(ほう、との声挙がる)。一年違いだけれど10月17日なのです。
K,さて、これから弾く曲はドヴォルザークのわが母の教えたまいし歌、ですが、元々は歌の曲、ジプシーの曲です。ジプシーは家も持たずいろいろなところに移動して暮らしていた。だからヴァイオリンなど音楽の仕事をしている人も多かった。自由気ままなところもあったが、それは反発やいじめなども生んでいたようで、悲しみの気持ちも多くあったと思う。そのときに母の歌ってくれた歌を思いだして・・・という曲です。
M2 ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌(I,K)
I,続いて、ヴァイオリン2本でモーツアルトの曲を弾きます。モーツァルトは今年生誕250年という事で、たくさん演奏されていますが、数年前に由紀さおりと安田祥子さんが歌っていてとても良かったので、ヴァイオリン2本で編曲してもらいました。
M3 モーツァルト:トルコ行進曲(I.K)
I,先ほど話しがあったかと思いますが、私たちは音楽活性化事業の登録アーチストとして、それぞれ別に登録し活動しましたが、地域で子どもへの演奏などをすると、子どもから。パワーをもらうような気がしました。それに、その土地の良いところ、おいしい食べ物とかお酒とかを味わえるのがとても嬉しい。では次は
K,タイタニックという映画でいよいよ船が沈むと言うときに、弦楽四重奏の人が一度は離れるのですが、やはりと、席に戻って沈むまで弾いていた、という本当にあった話で、この映画の一番感動的なところの曲です。私ならヴァイオリンをあたまに縛り付けて一番に逃げていたかも(笑)
M4 主よ、みもとに近づかん(K,I)
I,さて、最後の曲になりました。やはりジプシーの曲でチャールダッシュです。ジプシーは泣きのメロディが心に残りますが、この泣きの部分と、ヴァイオリンのテクニックを見せびらかすようなパッセージの2部構成になっていることが多いのです。そのあたりを聞いてください。
M5 モンティ:チャールダッシュ(I,K)
アンコール
M6 踊り明かそう(マイフェアレディ)


楽器的人間学 [その他記事]

みんななっとく!オーケストラ入門・・というタイトルで庄原府中の2公演。
茂木さんの話術というのは、庄原の中学生がアウトリーチの感想で喝破していたように、
「指揮者の方も面白いボケをされて、曲と曲との間が飽きることなく進んでいったので僕にはとうてい出来ないと思いました。少ない人数ですが、この中でマイクを持ってボケる勇気、しかし曲が始まるとその一曲に集中する集中力、これは普通の人ではとうてい出来ることではないと思いました」
という、流れと呼吸を良く理解している(さすが落語は玄人はだし・・)話しぶりなのです。当然舞台でも後ろのオケメンバーにきちんと配慮されているのは、これはやはり10数年の経験でしょうか。

一応今回のコンサートの流れを下記に。

第1部
モーツァルト:フィガロの結婚 序曲
ファゴット徹底分析
モーツァルト:ファゴット協奏曲変ロ長調 第1楽章(solo 徳久秀樹)
オケの中のファゴット
ハイドン:交響曲第101番「時計」第2楽章より
ベートーヴェン:交響曲第9番合唱つき 第4楽章より
ベルリオーズ:幻想交響曲第4楽章「断頭台への行進」より
チャイコフスキー:白鳥の湖 より 4羽の小さな白鳥の踊り
ワイセンボーン:トリオ より ポルカ

第2部
運命 ミニ解説(だだだだーんを動機とするテーマ性、ファゴットの扱われ方など)
ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(全4楽章)
アンコール
プリンク・プランク

三鷹のを聴いていると若干納得感が2/3といった気もしますけれど、東京という特別な場所以外ではこのやり方は良いバランスで出来ていると思う。クラシックマニアも楽しめるし、多くの人にも納得感がある。オケやる気を出せるし、オケ中のソリストを通じてオケのファンも増えていくし。
オケの人たちの「その場で演奏する理由」というのもそれなりに意識してくれるのが茂木さんのやり方です。


エクプロの話し合い [その他記事]

 クァルテット・エクセルシオがもう5年にわたってやってきている、富山県入善町でのコンサートとコミュニティプログラムは、エクセルシオの4人にとっては本当によい経験になっているみたいだ。昨日はSQの活動をどのように続けていくか、それをどのようにアピールしていくかという話をずっとしていた。もちろんCDを作ろうとかの話もあったけれど・・・
 入善は、アウトリーチと言っても学校に行くとかいう定番はあんまり無くて、ほとんどが婦人会をベースにした自治会活動の一環。ホールの担当と婦人会会長の二人三脚でやってきたと行っても良いだろう。

 昔のアウトリーチの進行表(どんな進行で、なにを話したかなどを書いたもの)などもみながら話したのだが、「これに『この局面でわかってもらいたいこと』を加えて書けば、ほとんど学校の授業計画書」という大学の先生の意見もあり、面白かった。
 こういうことをきちんとアピールすることで、各地のホールの人たちが刺激を受けてくれて、エクにも未来が開いていけばいいのだけれど・・。しかし、日本のSQのなかで、芸術面での探求以外に、活動基盤のことを本気で4人が心配してやっているグループは他にないのではないか。エクプロジェクトに参加している他のメンバーも結局そこに理由を見いだしているのだろうし、逆にまわりのひとの熱意が4人を動かしているということだろう。
 4,5月という時期は音楽事務所が来年のラインアップをみんなに告知し始める時期であるが、最近は各音楽事務所も、エデューケーションプログラムを加えた企画ものでセールスをするとか、コミュニティプログラムやりますとセールスするなど、5,6年前とは隔世の感がある。演奏家もそういう「オーディエンス・フレンドリー」なことをしないと地方では難しいのだろう。でも、音楽事務所がこぞってそうなっていってしまうことには一抹の不安は隠せない。単なるあまのじゃくかもしれないが。


音楽活性化事業研修会 [その他記事]

昨日までの3日間、音楽活性化事業の全体研修会(財団法人地域創造の主催)。

今年は「アウトリーチは旭山動物園である」というのをメインテーマとしてやろうと思っていたのですが、旭山動物園ネタに感動してくれるのは、経験豊かな方がほとんどと言うことに気がつき、今回はまじめに「音活とは何か」と言う直球で話をしてしまいました。面白くなかったかも・・・
ただ、これに参加した会館の方からではなく、見学の人から、
---このおんかつ事業は、ただ職員やアーティストの能力や技術を高めたり、地域経済を活性化するためだけのものではなく、「音楽がもっと日本人の日常に身近になることを通じて生活に変化が生まれること」、子どもの教育においてこそとても重要な意味を持つことなんだということを知り、感動しました---
と言ってもらえたのでよかったかな・・と。


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